2011年03月10日

金銭的な基準ではない「新しい価値観」

昨日は甲府市内のテンヨ武田さんにて、山梨の資源であるワインに関する学習会がありました。
「ワイン産地の強みを活かす地域づくりの会」の第一回です。

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甲府市内の酒販店さんを中心にお集まりいただき、山梨のワインの可能性について語り合いました。
私は「ワインの飲み手」の代表として、また「ワインツーリズムの主宰者」として、なぜワインツーリズムをやろうと思ったのか? ワイン産地の可能性は何なのか? そして地域の資源を活用しようとする地元の意識変革が重要であることを述べました。

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また、ワイナリーからはシャトー酒折の醸造責任者である井島正義さん(写真中央の左)に出席してもらい、市場における山梨のワインの現状やワインづくりの課題と可能性についてお話を聞きました。

山梨の地域資源である「ワイン」および「ワイン産地」を活用する地域活性化策として「ワインツーリズム」が生まれました。
それは私たち消費者(ワインの飲み手)が「もっとも楽しめること」として提案した企画です。それにワイナリーやぶどう農家の皆さんが賛同してくれて、地域ぐるみのイベントになりました。

この学習会を通じて、今度はワインの「提供者」(酒販店、飲食店など)にもワインツーリズムに関わって欲しいと思っています。
実は県内の飲食店では山梨のワインが置いていないところが多いのです。その理由としては「山梨のワインは仕入れ金額が高い」と言います。
その考え方、その価値観こそ変えなくてはなりません。
山梨のお店が山梨のワインを提供することの利点を自覚すべきです。

私はワインが一本720~750mlであることの意味を考えています。これは世界共通です。
どうして飲み切りの360mlではないのか?

それは「一本のワインを飲むために、人が集まろうとする」、「人が集まったから、飲みたいと思っていたワインを開ける」という、コミュニティ形成機能がワインにはあるということです。

地元のワインを飲んで、地元の人々が集まる。外部からのお客さんもその集まりを見て、地域のコミュニティの一員になる。
山梨が、そんな豊かな地域になれば、と願っています。

笹本貴之 /笹本貴之と「山梨の自立」をめざす会
posted by 笹本貴之 at 13:17| 「学びの場」の報告